2021-01-01から1年間の記事一覧
映画のラストに、実在のバレエダンサー、アダム・クーパーが登場する、と言うことで話題になった。アダム・クーパーは自身が実際に主役を務めているバレエの演目「白鳥の湖」のコスチュームをつけ、映画の中でも高い、高い、跳躍を見せて宙を舞う。彼が主役…
遅ればせながら、映画「DUNE/デューン 砂の惑星」を観ました。もしかしたら、劇場で見るのはギリギリセーフかと思われるタイミング。映画のほうは、面白く、間に合ってよかったと、観終わった後には胸をなでおろし、劇場を後にした次第。筆者は、映画「スタ…
ジェフ・ブリッジスという役者がいる。割と二枚目であり、兄弟で同じく俳優のボー・ブリッジスとピアノ弾きを演じ、さらにミッシェル・ファイファーとも共演した映画「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」が印象深い。その、割と二枚目だと思って…
息子が両親を訴える、その罪状は? と問われ、息子は答える、「僕を生んだ罪」と。何やら、衝撃的なオープニングの映画なのである、しかもこの息子は12歳か14歳くらいの年はもいかない少年であり、人を刺した罪で逮捕されている。12歳か14歳といって、はっき…
「続・夕陽ガンマン」、若き日のクリントイーストウッドが主演する、マカロニウエスタン、前作「夕陽のガンマン」に続く、2作目である、が、このタイトルは良くない、と、筆者は思う。前作に続く2作目であるので、しかも、前作がヒットしたので邦題を ”夕陽…
読唇術の世界チャンピョン、そんな読唇術の世界大会なんて実際にあるのかしら、不思議に思ってググってみたが、それらしき大会についてはヒットしなかった。ということは、これは劇中の母親が勝手に作った話であるのか? そうかもしれない、そうかもしれない…
“華やかで清純な妖精” 、「ローマの休日」であるとか、「麗しのサブリナ」、「パリの恋人」など、ヘップバーンの映画からうかがえる、ヘップバーンのイメー。また、一方で「ティファニーで朝食を」、前3作とは違った一面を見せるオードリーであるが、”妖精…
英語のSmith (スミス)と言う姓は、日本語で言うと、鈴木さんであるとか、佐藤さんなどの姓と同じであり、鈴木さんや佐藤さんと同じく、実にたくさんのSmith を姓に持つ人々がいる。鈴木さんや佐藤さんと言う姓は、日本人にとっては、なじみのすぐそこにいる…
黒ずくめのスーツに黒のサングラス、このスタイルは10年以上の時を経て、映画「メン・イン・ブラック」に引き継がれているのであるが、映画「メン・イン・ブラック」は、宇宙人が実は、すでに、地球で地球人と共存している、という設定に基づいたSF映画であ…
スペース・ファンタジー、映画「スター・ウォーズ」のシリーズが全9作続き、宇宙を舞台に善と悪が衝突する物語がファンを熱狂させたこと、また、シリーズが完結してもなお、ファンを熱狂させ続けていることは、改めて言うまでもなく、世の映画ファンの承知し…
捕虜収容所を描いた映画、と言ってすぐに頭に浮かぶのは、映画「大脱走」であり、スティーブ・マックイーンがバイクをとばして、ドイツ兵から逃走するシーンであるとか、何度も脱走を試みては失敗し、独房にいれられ、独房の壁を相手にキャッチボールするシ…
ダスティン・ホフマンと言ってすぐに思い浮かべる映画は、彼のデビュー作、「卒業」と、トム・クルーズと共演し、障害を持つ兄を演じた「レインマン」であり、前者では2つの新人賞を獲得し、後者においては、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で、主演男優…
発想が奇想天外すぎて、コミカルすぎて‥‥という人もいるかもしれない、が、エイリアンを扱った映画は星の数ほどあり、この映画「メン・イン・ブラック」と映画「メン・イン・ブラック 2」も地球と地球人とエイリアンを扱った映画として、筆者は痛く気にいっ…
「64(ロクヨン)」というのはなんの数字か? とまず、最初に思うのではないかと思う。“64” というのは、昭和64年のことであり、天皇崩御のために、わずか7日間しかなかった昭和であり、その7日間に起こった事件がこの小説の核になるところ、この映画の核…
ヒッチコックの作品にはヘンリー・フォンダ主演の映画「間違えられた男」という作品もあるのであるが、この映画「北北西に進路を取れ」も、やはり、或る意味 ”間違えられた男“ というのが、ことの始まりであり、前者は実話をもとにしたストーリーであるよう…
東西冷戦が終結して久しい。現在のドイツが東と西に分かれていて、その境界にベルリンの壁という鉄壁の壁が存在し、同じドイツ人でありながら、東ドイツから西ドイツへの自由ないききはままならず、仮に、このベルリンの壁を越えようとしようものなら、容赦…
今回は今一度ラッセル・クロウが主役の映画、前回の古代ローマの剣闘士を演じたラッセル・クロウとは180度異なる役柄、同じ人とは思えない、が、役者だからあたりまえ、ともいえる、とにかくラッセル・クロウがうまい、精神疾患のために幻覚に悩まされる、悩…
ローマを訪れると、その巨大な円形競技場、コロッセウムを目にすることができる、フォロ・ロマーノと並んで古代ローマの遺跡として有名な観光地である、この円形競技場の観客席にたたずみ、競技場を見下ろしながら、古代ローマにおいて、この円形競技場がど…
現代人が過去にタイムスリップする物語ときいてすぐに思い出すのは、大ヒットしたハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、大好きな映画で、とても面白い!と思う映画である、主人公のマーティー少年が、若き日の自分の両親と出会い、物語は展開…
”ミニーの紳士服飾店“ というのは、実際の服飾店というよりも、きっと、今で言うなら、高速道路のサービスエリア、長距離運転してきた車が、途中一休みして、ドライバーや乗員が一服したり、食事したり、時には、車にガソリン入れたりする場所といえる。映画…
イギリスの作家、コナン・ドイルが産んだ、世界的人気のある、有名な名探偵シャーロック・ホームズは第一線から退いた後には、イギリス、サセックス州で養蜂をしながら隠居生活を送っていることになっている。サセックス州といっても、あまりなじみのない土…
ゴジラは知っていたが、 ”ゴジラ映画“ を見るのは初めてである、映画「シン・ゴジラ」では、ゴジラのことを ”怪獣“ と呼ばないが、その怪獣が出てくるTVドラマや、映画というと、どうしてもウルトラマンシリーズを思い浮かべてしまう筆者である。映画「シン…
アメリカ人でありNYタイムズの記者、シドニー・シャンバークとカンボジア人の記者、ディス・プランはカンボジアの内戦を取材している、次第にポル・ポト率いるクメール・ルージュの勢いが強くなり、アメリカ軍は撤退し、カンボジアはクメール・ルージュの支…
少々ブラックな、大人のファンタジーである、何しろ死神と人間の女性が恋に落ちるというストーリーであり、死神は人間の姿を借りていて、一見したところは人間で、中身が死神であるとはわからない、死神と言っても外側はブラッド・ピットである、甘いマスク…
この映画を初めて見た時、正直言って面白さを感じなかった、よくわからなかったし、賞金稼ぎの話ではあるのだが、かつてはかなりの無法者だったという設定の、今では、寄る年波に勝てない、どちらかというとよぼよぼした、おじいさんガンマン二人が、若く経…
スミス氏はアメリカの片田舎のボーイスカウトのリーダーで、子供たちから絶大な人気を得ていた、竹を割ったようなまっすぐな人間で、バカが付くほど正直、誠実、曲がったことは決して行わない、という、或る意味、聖人のような人物なのである。かたや、そん…
タイトルの「インファナル・アフェア」というのは、英語で書くと、Infernal Affairs となり、Infernalは ”地獄の” であるとか “悪魔の” といった意味の形容詞であり、Affairs というのは “事柄” とか ”仕事“ といった意味であり、直訳すると ”地獄のような仕…
17世紀のオランダにフェルメールという画家がいた、代表作 ”真珠の耳飾りの少女“ という絵画があり、光と影を巧みに自身の作品に取り入れたことで有名であり、鮮やかなブルーのターバンを頭に巻き、左の肩越しに振り返り、こちらを見ている、その左の耳元で…
キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックが暴れまわる映画第二弾「ジョン・ウィック:チャプター2」で、第一作目と同様に、ジョン・ウィックが拳銃を片手に、今回は2時間近くにわたって、殺戮しまくるという、実に血なまぐさい映画なのであるが、映画はヒッ…
ダーティーハリーシリーズの最後を飾る第五作目、1988年製作であり、第一作目の「ダーティーハリー」が1971年製作であるから、足掛け10年以上もかけて完結したといえようか、第一作目から10年以上も経過しているとなると、主役のクリント・イーストウッド演…