刑事ドラマ
「64(ロクヨン)」というのはなんの数字か? とまず、最初に思うのではないかと思う。“64” というのは、昭和64年のことであり、天皇崩御のために、わずか7日間しかなかった昭和であり、その7日間に起こった事件がこの小説の核になるところ、この映画の核…
ダーティーハリーシリーズの最後を飾る第五作目、1988年製作であり、第一作目の「ダーティーハリー」が1971年製作であるから、足掛け10年以上もかけて完結したといえようか、第一作目から10年以上も経過しているとなると、主役のクリント・イーストウッド演…
, レイモンド・チャンドラーの生み出した探偵フィリップ・マーロウと言えば、もう、ハードボイルドの代名詞ともいえる有名な探偵であるが、今回、ハンフリー・ボガートがこのフィリップ・マーロウを演じ、先に紹介した映画「マルタの鷹」の探偵サム・スペー…
前回の「ダーティー・ハリー3」で、主役キャラハン警部とその相棒のことについて書いた、「ダーティー・ハリー」シリーズでは、いやが上でも、キャラハン警部が前面に出てきてしまい、相棒の影は薄くなる、といった趣旨のことも書いた、が、今回の映画「48…
刑事ドラマを見る時、主役となる刑事はもちろん魅力的でなくてはならないが、その刑事の相棒となる、もう一人の刑事、こちらもやはり魅力的であることが望ましい。主役の刑事と相棒、二人が一緒になって事件を解決してゆく、そんなストーリーの運びがたいて…
映画「ダーティーハリー」、クリント・イーストウッド主演の人気シリーズであり、第5作まで作られ、第4作目はクリント・イーストウッド自身が監督をしてさらなる大ヒットを飛ばした映画である、なぜこれほどの人気を博したのか、もちろん、クリント・イース…
ハードボイルド(hard-boiled)という言葉は、辞書によると、”非情な、動じない、妥協しない、厳しい、タフな、強靭な、硬派の、情にほだされない、シニカルな“ などの意味がある、ハードボイルドな小説、とか、ハードボイルドな探偵と言ってよく耳にするの…
ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄こと、シャーロック・ホームズがいい、岩田剛典演じる若宮潤一こと、ジョン・H・ワトスンもいい、佐々木蔵之介演じる江藤礼二こと、レストレード警部もいい、山田真歩演じる小暮クミコこと、グレグスン刑事もいい、ゆうたろ…
麻薬捜査に執念を傾ける刑事2人、一人はジーン・ハックマン演じるドイル刑事、ニックネームはポパイ、あのアニメ、’ポパイ、ザ、セーラーマン~♫“ の唄でも有名な、ホウレンソウを食べると百人力のスーパーマンになるポパイである、実際、映画「フレンチ・コ…
幽霊話である、花嫁の幽霊、現代の感覚で言うといささか、陳腐な話になってしまいそうな事件なのだが、原作の19世紀ヴィクトリア時代を生きるシャーロック・ホームズの物語としては、十分に信憑性を漂わせ、若干おどろおどろしい雰囲気の中、お馴染みのイン…
bann 初めてこのドラマをみた時、現代版ホームズのシャーロックがスマホを使って事件を追っていく様子、スマホのテキストの映像のあらわし方、犯人のタクシーを追ってロンドン中を走り回る様子、現代版ワトソンであるジョンとのやり取り、ジョンの射撃の腕前…
車いすの刑事、警察官、今思うとずいぶん時代を先取りしていたドラマではないか、今から40年以上も前に放送されていたドラマだ、現在においても流石に車いすで現役の警察官、刑事、というのはない、おそらく、危険すぎる現場であるためであろう、現実にはハ…
今週のお題「もう一度見たいドラマ」 「Miami Vice/ マイアミ・バイス」というタイトルを初めて見たり聞いたりしたとき、 “Vice” って何?と思ったものだ、”Vice"っていう単語は、”悪“ とか ”悪徳“ とか “非行” っていう意味だから、”マイアミの悪”? ”マイア…
古い映画だ、リチャード・ウィッドマーク扮する、マディガン刑事と、ヘンリー・フォンダ扮する警察本部長の共演が見どころといえば、見どころなのだが、二人が絡む場面が少なすぎて残念だ。 古い映画だ、なので、リチャード・ウィッドマークという俳優を知っ…
ミシシッピが熱い、シドニー・ポワチエも熱い、今回再び登場するのはシドニー・ポワチエ、やっぱりうまい役者が主役を張る映画はいい映画が多いいのかしら、映画を流れる音楽は作曲、クインシー・ジョーンズ、歌うのはレイ・チャールズと、黒人スタートリオ…
高倉健、マイケル・ダグラス、松田優作、アンディ・ガルシアという役者、そして、監督はリドリー・スコット、 今見てもそうそうたるメンバーと監督が顔をそろえた映画だ、また、松田優作の遺作である、という点からもこの映画は何か特別感に包まれている映画…