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鬼滅の刃3 ~刀鍛冶の里 編~

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(ネタバレありかな)

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」も終了し、「柱稽古編」もやがて始まると告知され、そして、その後にはきっと上弦との戦いや、鬼舞辻無惨との決戦もアニメで観ることができるのだろうと期待しつつ、ここで一つ「刀鍛冶の里編」を振り返っておこうと思った次第。

 

筆者は「刀鍛冶の里編」のオープニングに流れる「絆ノ奇蹟」(MAN WITH A MISSION x milet )とエンディングテーマの「コイコガレ」(milet x MAN WITH A MISSION) が「刀鍛冶の里編」の回が進むにつれてしだいに耳から離れなくなり、ついにはこれら2曲を購入してしまい、購入後は「刀鍛冶の里編」が終了した今でもガンガンと聴いています。

 

「刀鍛冶の里編」では新たに炭治郎や禰豆子と共に鬼と戦う仲間がいた、霞柱、時透無一郎、恋柱、甘露寺蜜璃、呼吸は使えないが鬼を食らう不死川玄弥、そして刀鍛冶の里の鋼鐵塚蛍、小鉄少年を始めとした刀鍛冶の面々・・・と。刀鍛冶の面々は別として、上弦の肆と上弦の伍と直接戦う剣士たちには、それぞれ剣士となる前のストーリがある。上弦の肆、半天狗にも鬼となる前のストーリーがあり、さらに、さらに、鬼の始祖、一番のボスの鬼舞辻無惨が鬼となった経緯のストーリーもある、こういったところも「刀鍛冶の里編」の魅力の一つであったと思う。

 

「刀鍛冶の里編」において、さりげなくではあるが挿入され、鬼滅の刃、柱推しのファンを狂喜させた一つのシーンは、蛇柱,伊黒小芭内と甘露寺蜜璃がお食事処にいて、小芭内が蜜璃ちゃんに縞模様の靴下をプレゼントするシーンであり、アニメでの映像は秀逸であったようで、小芭内、すっごくいい!であるとか、カッコいい!、蜜璃ちゃん、可愛い! と言った絶賛の声がSNSに溢れたのである、筆者も好きなシーン。

 

一方、鬼のほうはどうかというと、今回の「刀鍛冶の里編」の上弦の肆、半天狗は分裂に分裂を重ねて、“喜”、“怒”、“哀”、“楽” 鬼の四体で攻撃を開始、四体ではどうにもならないとなると、再び一体に合体し、“憎” となり、“恨” となり、きりがないっ! と炭治郎や玄弥をイラつかせる、さらに、本体は小さく小さく、小さすぎるっ! とまたしても2人をイラつかせる、そんな意表を突いた能力を持つ鬼が上弦の肆。首を切って切って切りまくっても死なないこれらの分身の攻撃をかわしながら本体の首をとらねばならない、という点で厄介で強い鬼、さすが(?)上弦の肆のランクをキープしていた半天狗でした。

 

次に、上弦の伍、玉壺は芸術家気取りの鬼であり、鬼の美的感覚と人間の美的感覚は当然ながら相いれないのであるが、自分の作品には非常に高い評価、プライド、愛着を持っており、どんな挑発にもみじんも動揺しない玉壺であった。が、時透くんに、“壺” の形が歪んでいるんじゃないの、へたくそだなあ、と言われると、アキレス腱を突かれたのか(鬼にアキレス腱があるなら)、自信満々であった玉壺も動揺し、逆上し、怒りも爆発、そうなると、集中せねばならない柱との戦いにおいて冷静な判断ができなくなる、判断にも致命的なミスがでる、というわけで霞柱、時透無一郎の前に倒れるのであった。

 

今回の「刀鍛冶の里編」で、もう一つの最後のサプライズは禰豆子が太陽を克服したということであり、この事実を知った時の鬼舞辻無惨の残忍さは相変わらず。禰豆子は炭治郎を蹴った後、陽の光に体を焼かれていく中、右手でこぶしを作り握りしめ、ニッコリとほほ笑む。禰豆子も鬼ではあるが 最後まで絶対にあきらめない!“悪鬼” には負けないよ、必ず倒そう! という意思表示かな、と筆者は感じた。

 

命が尽きようとしている時に、禰豆子と同じように手を握りしめてこぶしを作る人物がもう一人いた、鬼殺隊を率いる親方様、産屋敷輝哉である、オープニングテーマ曲が終わる間際、彼の手が、そのこぶしが映し出される、気づいている人も多いと思う。この病床での握りこぶしもまた、禰豆子の時と同じく、鬼舞辻無惨打倒に向けての、強い、強い、決意である。ここにも ”絆ノ奇蹟” があったか!

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」には、様々な ”絆” がちりばめられており、数々の奇蹟が起こる、と筆者は感じた。そんなに絆や奇蹟がたくさんあったの? と思われる方は、どこに絆や奇蹟があったのか探しながら「刀鍛冶の里編」を見直して「柱稽古編」の放送開始を待つのも悪くないかもしれない。いや、いや、絆も奇蹟もないよ、という人もいるかもしれないしネ。

 

ということで、最初に書いたように鬼滅ファンの思いは尽きず、筆者はお気に入りとなった 「絆ノ奇蹟」と「コイコガレ」を聞きながら「柱稽古編」の放送を楽しみに待っていようと思う今日この頃でした。

 

 

 

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