Kororon 映画について語るBlog

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ワールドツアー 鬼滅の刃 2  ~上弦集結 編~

【映画パンフレット】鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ ワールドツアー上映

 

じきに四月になり、「鬼滅の刃 遊郭編」の特別編集版が2回に分けて放映される。また、その後にはいよいよ、「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」が始まる、その前に、「ワールドツアー 鬼滅の刃」について、2回目の映画評を書いておこうと思った。結局のところ、筆者は4回観ました、「ワールドツアー 鬼滅の刃」、うち一回はIMAXで、少なかったなあ。それでも、えっ、4回も見たんですか? 映画の半分くらいは、すでにテレビで放映された話でしょ! 後の半分くらいだって、結局、テレビで放送されるんでしょ! それなのに、4回も見たんですか!? そんな声があちらからもこちらからも聞こえてきそうに思える。おそらく別の映画で同じような形態の映画であったなら、筆者もそのような映画に繰り返し足を運ぶ人たちに同じコメントを送ったかもしれない。

 

が、映画は「鬼滅の刃」で、「鬼滅の刃」は大好き。筆者の4回なんて数少ないかもしれないが、もっとコアな鬼滅ファンはもっと数多く「ワールドツアー 鬼滅の刃」を観ているに違いない、さらに、映画だけでなく、その他の関連イベントにも幾度となく足を運んでいるに違いない。ということで、今回はこれほど「ワールドツアー 鬼滅の刃」を大ヒットさせた魅力を、再度探ってみたいと思う。

 

「ワールドツアー 鬼滅の刃」の魅力は何と言っても鬼だ、鬼たちのTop 6 がすべて登場する、というところに大きな魅力があり、鬼のTop 6とは十二鬼月のうちの上弦の鬼たちであり、鬼舞辻無惨に最も近い鬼たちで、鬼一体の力が柱3人に相当するようなとてつもない強さをもつ鬼である。そして、「鬼滅の刃」の鬼たちは、ただ人を食うどうにも許せない,憎っくき ”悪鬼“ というだけではなく、どの鬼にも鬼になる前の人間の時代のドラマがあり、どの鬼にも独特の個性があり、異形の鬼もいることはいるが、それもどことなく愛嬌があり、人間に近い容姿をした鬼は、それはそれでスマートで、”鬼さん、ステキ!“ と思わせる個性を持っているところが最大の魅力だ。なので、鬼を狩る鬼殺隊や柱推しのファンばかりではなくて、鬼推しのファンも限りなくたくさんいるわけで、筆者も含めたそのようなファンたちが繰り返し、繰り返し劇場に足を運んだ、ということがこの映画大ヒットの理由の一つとして考えられる。

 

Top 6 勢ぞろい、と言っても、上弦の陸の妓夫太郎と堕姫は残念ながら他の上弦たちが集合する上弦会議には出席できない、そこで、やはり、どうしても、遊郭編の最後の二話が刀鍛冶の里編の前に必要だった、上弦の陸はここにいるよ、と。鬼推しのファンとしては、妓夫太郎と堕姫のいない ”上弦集結“ なんて、やっぱり、許せないというか、ありえないことだろう、と考える、とりわけ、妓夫太郎推しのファンには耐えがたい事だろうなぁ、と推測するのはたやすい。

 

上弦の参、猗窩座は無限列車編で存分にその存在感をファンに見せつけている、今回は、コミックにはない猗窩座と無限城のコラボした上弦会議冒頭の映像で、猗窩座推しファンを釘付けにして唸らせ、こんな映像なら百篇でも見たいわ! と繰り返し劇場に足を運ばせる大きな原動力となっていた。

 

そして、上弦の弐、童磨。時として いかにも ”悪鬼“ という表情でオーラを醸し出し、一転して無邪気に屈託なくおしゃべりを続ける、相手の思いには頓着なく行動し、しゃべり続け、鬼舞辻無惨登場前と、無惨が去った後の場をさらった。コミックからアニメとなり一層その魅力に磨きがかかり(?)、童磨推しのファンが増えたのではないだろうか、とこちらも想像するに難くない。

 

案外、侮れないのは上弦の伍、玉壺。その外見は決してスマートとは言い難いのであるが、愛嬌を感じる鬼。猗窩座が嫌っている童磨と仲がいいようで、自作の壺をプレゼントしたりしている、猗窩座のことはどうやら嫌いらしく、なかなか抜け目もない。せっかくの貴重な情報を得たと報告するも無惨様の不興を買い、首をもぎ取られてしまう。今後の鬼殺隊との戦いにおいても、真剣なのだが、真剣味に欠けるというか、戦いに悠長さがあるというか、その戦いぶりは猗窩座や妓夫太郎たちとはまた一味違っている、血鬼術にもどことなくユーモア感すらある、そんなところが、鬼推しファンを喜ばせているかもしれない。

 

上弦の壱、黒死牟、上弦の鬼の中ではNO1の強さ、無惨様の次にランクする鬼、ということで、劇中、その言葉だけで上弦の参、猗窩座に圧をかけるのである、そして、猗窩座に意見する。ここに至って、さ~すが、上弦の壱、黒死牟!と鬼推しファンは感心し、猗窩座同様に黒死牟に一目置くことになる。が、今回、上弦会議での黒死牟のインパクトはそれほど大きいものではなかったと感じる、やっぱり、童磨のインパクトには負けているなぁ、と。ただ、映画の封切前には黒死牟の素顔はでず、上映が始まってからもなかなかその素顔を見せてはくれない。なので、アニメでしか鬼滅の刃を知らないファンには、初めて黒死牟が素顔をあらわした時には、その衝撃は大きかったかもしれない。

 

上弦の肆、半天狗は劇中、最もインパクトと存在感に欠けていた鬼であると感じるが、鬼殺隊との戦いぶりは、いや、なかなか、インパクトがないどころか、インパクトありすぎ…と思う戦いぶり。いつもびくびくとしていて見るからに弱そうなのだが、仮にも上弦の肆、妓夫太郎や堕姫よりも強いのです。半天狗は無惨様に見込まれて鬼になった、無惨様の見る目は確かであった、と刀鍛冶の里編を観て確認してほしい。

 

さて、その無惨様、こと鬼舞辻無惨、鬼たちのボス、今までにも何度か登場してきて、その残忍無情さを披露してきた。今回も、上弦の伍、玉壺のところで述べたように、部下たちには情け容赦なく、それでも無惨様を推すファンはいて、どこが魅力であるのかな、と考えた時、まずはルックス、圧倒的な強さ、みじんの情けもない圧倒的な ”悪“、そういったところに人は惹かれるのでなかろうか、と思った。人は自分にないものに憧れたり、自分の対照にある物や性質をうらやんだり、欲することがある。

 

以上、個性的で一癖も二癖もありそうな鬼たちが集結したのが今回の「ワールドツアー 鬼滅の刃」でした、よく、この上なく素晴らしい作品であった時のことを ”神回“ と表現するが、今回、別の言い方をするならば、 ”神回“ ならぬ ”鬼回“ (鬼かい?)と言えるのではないでしょうか、公開前の宣伝も鬼に集中していました、映画の変則的な形態も、上弦の鬼をもれなく集結させるための苦肉の策と言えば言えなくもない。上弦の鬼たちも無事全員お披露目された今、刀鍛冶の里編を経て最後の決戦へと鬼殺隊も鬼たちも気合十分で突き進んでゆく(?)覚悟をしたのではないか、とこれからの展開を楽しみにしつつ、「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を待ちたいと思います。

 

 

 

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