歴史もの
ルキノ・ヴィスコンティの映画「山猫」では、イタリア統一戦争をきっかけとして、没落し、消滅していく貴族の社会と、貴族に変わって台頭していくであろう新しい世代が、交錯する時代を描く。没落していく貴族世界の代表をバート・ランカスターが、新しく台…
ローマを訪れると、その巨大な円形競技場、コロッセウムを目にすることができる、フォロ・ロマーノと並んで古代ローマの遺跡として有名な観光地である、この円形競技場の観客席にたたずみ、競技場を見下ろしながら、古代ローマにおいて、この円形競技場がど…
「ロミオとジュリエット」に引き続き、ディカプリオ二作目の紹介、「仮面の男」、ディカプリオはまさに、タイトルの‘仮面の男’とフランス国王ルイ14世の二役をこなし、ディカプリオ祭りか、と思えた映画だった、が、実際見てみると、仮面の男は物語の後半仮…
この映画は長い映画だ、長いということをまず覚悟して。この映画は歴史ものというか、実在した王の生涯を描いた作品だ、全体に暗いトーン、狂気はあるが笑いはない、耽美はあるが健全さはない、ヘルムート・バーガーとロミー・シュナイダーは美しい、いくつ…