コロナが始まってから初めて映画館に足を運び見た映画、半年以上ぶりの劇場で見たのは、アニメ「鬼滅の刃・無限列車編」。巷で、大ブレイク中、大ブーム中、テレビで2時間版が放送された‥‥という話を聞いていて、そんなに面白いのなら、ちょっとプライムで見てみようかな、と軽い気持ちで第1話を見始めたら、そのまま止まらず一気にシーズン1の全26話を見てしまいました。
「鬼滅の刃」は作者独特の「鬼滅の刃」ワールドがいい。炭治郎、善逸、伊之助という鬼殺隊の面々と鬼殺隊のトップである柱、彼らが得意とする数々の呼吸(必殺技です)。かたや、鬼殺隊の敵となる鬼も負けてはいない。鬼舞辻無惨を頭に据えた上弦、下弦の鬼たち、すごい迫力。また、鬼になっても人間を守る炭治郎の妹の禰󠄀豆子であるとか。
では、この映画「鬼滅の刃:無限列車編」、何が凄いって鬼殺隊の剣士とその鬼が戦う死闘が凄い。スクリーンから伝わってくる迫力は圧巻。この映画ではクライマックスの死闘が2回あるのだが、そのどちらもスクリーンに釘付けになる。アニメのスピード感、リアル感、このアニメはufotableというところが製作してるらしい、凄い会社だ。
また、この映画は鬼殺隊の剣士たちによる鬼退治が見せ場なのだが、そのような剣士と鬼とのバトルばかりではなくて、今回は、主に”夢“という形で、剣士たちそれぞれのストーリーが語られる、物語上は鬼による攻撃であるのだが、この夢で語られる剣士たちのストーリーもいい。残虐でおどろおどろしい鬼とのバトルの合間にホッとするようなエピソード、バトルを一瞬忘れるようなギャグ、物語の展開考えたんだな、と感じる。
さらに、主人公の炭治郎と柱の煉獄は要所、要所でいろいろなセリフをつぶやく、それらのセリフがいい、単なるアニメのキャラクターのセリフがそんなにいいのか、と言われるかもしれないが、彼らのつぶやくセリフによって、映像に引き込まれ、ストーリーに入り込み、映画の世界に浸ってしまう、という効果はかなり絶大で、映画を観ている観客の心に響くセリフをつぶやいている。
その上、エピソード1からTVシリーズを見ている観客、コミックを読んでいる観客は炭治郎や煉獄が戦う鬼たちのパワーがバージョンアップしている、ということを知っている。なので、今回はどんな残虐で恐ろしい鬼がでてくるのか、であるとか、どんな映像で見せてくれるのか、という変なワクワク感と期待を持って映画に見入ることになる。
一方、“蝶屋敷”での機能回復訓練によってこちらもパワーアップしている炭治郎、善逸、伊之助がパワーアップしている鬼とどんなふうに戦うのか、柱、煉獄の戦いぶりはどんなであるか、などもワクワクしながら見る。ここら辺は、アニメ制作会社 ufotable の腕のみせどころで、先にも書いたように圧倒的な迫力で、鬼殺隊と鬼との戦闘シーンを見せてくれる。もう一度言うが、凄い!!!
映画「鬼滅の刃:無限列車編」は面白い! この映画から入っても楽しめるが、コミックを読むかTVシリーズを事前に見ておくならば、より一層映画を楽しめると思う。
というわけで、筆者は「鬼滅の刃:無限列車編」を思う存分堪能したのでした。
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