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映画 ヤングガン  エミリオ・エステベス 主演        悪 くないけれど残念な映画

 

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エミリオ・エステべス、キーファ―・サザーランド、チャーリー・シーン…と聞いてもピンとくる人は少ないと思う、辛うじて、アメリカのTVドラマ「24-twenty four-」で主役のキーファー・サザーランドの名前に聞き覚えがある、という人がいるかもしれない。エミリオ・エステベスも、現在58歳ぐらいになっていると思う、が、彼は、若き日にはトム・クルーズと共に、青春映画「アウトサイダー」に出演し、トム・クルーズとは親交が深いといわれている。

 

また、エミリオ・エステベス、この映画の主役である彼は、「地獄の黙示録」の主演、俳優マーティン・シーンを父に持ち、弟に、俳優チャーリー・シーンがいるという、俳優一家の一員でもある。俳優一家の一員、というのも、別段珍しくもなく、ハリウッドでは、古いが、父、ヘンリー・フォンダ、息子、ピーター・フォンダ、娘、ジェーン・フォンダという俳優一家や、カーク・ダグラスマイケル・ダグラスという、父と子の有名スターもいたし、日本だって、高嶋一家という俳優一家はご存じの通り、まだまだ、あげればきりがない・・・・。 エミリオ・エステベス、彼は、現在、俳優業よりも監督業に精を出しているらしい。

 

 

 

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この映画は西部劇であり、アメリカの伝説のアウトロービリー・ザ・キッドとその仲間の物語であり、当時のハリウッドで活躍していた、若手俳優を集めて製作された。この映画の魅力、まずは、やはり、エミリオ・エステベス演じるビリー・ザ・キッドか、実在の人物をもとにした物語であるので、ビリーは遠慮なく、銃をぶっぱなし、人を殺していく、西部劇とはいえ、ここらへんのビリー、ちょっと狂気じみている、逮捕せずに撃ち殺してしまう、臨時保安官なのにね。

 

ビリー以外の、ビリーの仲間たちも悪くない、特に、キーファー・サザーランド演じるドク、ルー・ダイアモンド・フィリップス演じる、チャベス、ケイシー・シーマッコ演じる、チャーリー、いいと思う。いろいろなエピソードを挟みつつ、映画は最後の見せ場、ビリー・ザ・キッドとその仲間と敵対勢力との銃撃戦となる、この銃撃戦も迫力。

 

「レポマン」であるとか、「張り込み」「フリージャック」「飛べないアヒル」と、まだまだあるが、かつては、そんな映画で活躍していたエミリオ・エステベスデミ・ムーアと婚約していたこともあったり、つい最近でも「パブリック図書館の奇跡」という映画を監督、また、出演したり、と頑張っている、この映画は残念ながら、筆者は未見ですが。

 

 

 

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最初にも書いたが、今、エミリオ・エステベスと聞いても、きっと、すぐに、誰だか、どんな俳優だったか、わかる人ってそう多くないと思う、が、かつてはよく活躍していた、もっとも、筆者も「ヤングガン」以外の彼の主演作を思い出すのは大変だった、当時はエミリオ・エステベス、ファンだったのに。

 

肝心の、「ヤングガン」のほうは、昔は繰り返し、何度も何度も見ていたのだが、今見ると、もちろん悪くはないのだが、最後の銃撃戦は別として、若干パンチに欠けるところもなくはなし、冗漫なシーンもなくはなし、以前と同じくらいの魅力に満ちていたかというと、そうでもなくはなし、ということで、悪くないけれど残念な映画、かな。

 

まあ、エミリオ・エステベスを思い出してもらう回でした。

 

 

 

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