Kororon 映画について語るBlog

映画を語りつくす blog ☆ いい映画も、残念な映画も、好きな映画に、無理(?) な映画も、時に、ドラマも

香港の傘に思う

 今週のお題「傘」

 

最近はテレビからコロナ関係のニュースが以前に比べると少し減ってきた。緊急事態宣言も解除され、以前に近い生活が少しずつではあるけれど戻ってきた、店頭ではマスクを見かけるようになり、小麦粉だってこの間ゲットできた、まだまだ、スーパーの棚が空っぽになっている品もあるけれど、町には人が戻ってきている。

そんな中、気になるニュースは香港で起こっているデモのニュースかな。

 

コロナ禍の下、緊急事態宣言で会社も社員の出勤を控えさせて自宅にいて仕事ができるテレワークに切り替えた、飲食店やデパートは3密と感染拡大を防ぐために休業をした、プロ野球Jリーグも他のスポーツもシーズンの開幕を遅らせたり、試合の中止、活動の中止をおこなった、TVドラマや映画の撮影もままならない、数え上げればきりがなく、私たちも外出を控えて家にこもり”おうち時間“という言葉もできた。

 

解除されそうになっては延期、また延期、と続いたりしたときには、イライラしたり、ストレスを感じたり、がっかりした人も多いのではないか、しかし、私たちの”おうち時間“には終わりがあった、いつまで続くんだろう、と思いながらも、我慢していれば時間はかかっても、”おうち時間“は終わる、緊急事態宣言はいずれは解除される、そして、また以前の生活に戻れる、という思いはどの人の心の中にあったはずだ。緊急事態宣言に抗議して、デモをして、失われた自由のために戦う、なんていうことはありえなかった、まあ、何よりもこの宣言の目的はコロナの感染を防ぐことだったからね。

 

香港では宣言ではなく法律だ、この法律によって香港の人々は、現在ある香港での自由と民主主義が取り上げられると思っている、自由と民主主義なくなった世界に住むことを余儀なくされる、と恐れている。もしも、この法律が香港に適応されれば、自分たちの意にそぐわない社会で暮らすことになる、しかも、終わりはなさそうだ、たぶん、中国、という巨大な国がなくなるまでずっと、つまり、半永久にってことかな。我慢していても、それは終わらないだろう、だから、デモが起こって、抗議して、その法律ができないように戦っている。

 

コロナのための緊急事態宣言による自粛と香港での国家安全法を同列で比べたり、論じたりすることはもちろんできないし、比較検討、議論することだって適切ではない。ただ、香港の人々の気持ちを推し量るとき、コロナ禍による緊急事態宣言と自粛、もしも、この宣言が突然法律としての効力を持ち始め、この先もずっとずっと続きます、といわれたとき、外出もままならない、行きたいところにも自由にいけない、そんな生活耐えられるかしら?

 

香港の場合は言論、思想、行動もはいるかな、日本の場合は、まあ、主に行動、の制約ということだけかな、こんな風に考えてみると、香港でデモをしている人々の気持ちに少し寄り添えるのかな、と思える。

 

香港の映画スターにジャッキー・チェンというアクションスターがいる、新聞によるとこの人は香港のデモに反対、国家安全法に賛成、だという、反対すると中国での仕事が全部なくなる、というのが理由だとか。ジャッキー・チェンの映画は何本か見たことがある、まだ、香港が中国に返還される前、だいぶ前だね、香港を訪れた時、ジャッキー・チェンのお店、という鞄屋さんに連れていかれて、そこで鞄を買ったことがある、今でもまだ使っているけれど‥‥、案外身近で知っている人はデモに反対か…と思うとき、香港に実際住んでいる人の立場も考え方も気持ちも様々、そう簡単に寄り添えるものでもないな‥‥とも思う。

 

テレビの香港デモのニュースで、デモをしている人々がみんな傘を持っている映像を見た、時々そんな映像を見てきた、以前のデモの映像であったのか、今現在のデモの映像であったか、定かではないが、以前かもしれないね、デモをする人々全員が傘を持っている映像が印象深かった、そんな、香港のデモについて、本日は思うところを書きしるしてみた次第。

 

傘 レディース ジャンプ 長傘 おしゃれ 軽量 ブランド 晴雨兼用 UVカット ストライプ a.s.s.a(RJ224MOCHA)