この映画の見どころは数あるが一番にあげるとするならば、やはり、ラストにかなり長く続く戦闘機バトルだろう。思わず、手に汗握る場面あり、ハラハラする場面あり、ドキドキする場面あり。一難去って、また一難、そしてまた一難、これで終わりだろうな、と思わせておいて、又、次の危機が来る。やっぱり、この映画の中で一番の見せ場、トム・クルーズはすごかった。
トム・クルーズ演じる、マーヴェリックの上司や、彼が教える生徒たちもいい。また、マーヴェリックが年を重ねた分、語るべき物語もできたというわけで、前作の映画「トップガン」よりも、ストーリー的にも厚みができて、戦闘機アクションだけではない映画、といえるのではないだろうか。そして、結局のところ、この映画はどこを取って見ても、トム・クルーズのトム・クルーズによる、トム・クルーズのための映画と思える。
筆者は、戦闘機とは縁がないが、それでも、以前、在日米軍横田基地を訪れたことがあり、Twitterにも一部写真をアップしてみたが、本物のアメリカ軍の、あれは戦闘機であったのかどうかも区別がつかないような飛行機素人であるが、初めて入ったコックピットと、そこにひしめく計器に目を見張り、感動した覚えがある、上空を飛ぶ飛行機から、パラシュートで落下してくる、というデモンストレーションなんかもあった。
欲を言えば、映画「トップガン マーヴェリック」にでてくるような、最新式の戦闘機を見てみたかった、が、そういう飛行機は見せてくれないのだろうなあ、と思ったりもする。それなら、タッチ・アンド・ゴーの訓練しているところとか見たかったな、と感じるが、こういった訓練もなかなか見ることはできないのだろうなあ、とまたしても思ったりする。Military Working Dogという、ジャーマン・シェパードなどもいたりして、軍隊でのお勤めご苦労さん、と声をかけてあげたくなってしまった。
映画を観ていて、また一つ気が付いて面白かったのは、”トップガン“の物語ではあれだけ戦闘機が飛ぶのに、空軍ではなくて海軍の物語ということだ。関連ホームページによると、公式の自衛隊とアメリカ海軍のTwitterでビシバシとこの点を、発信していたとか、果ては、フランスやカナダの海軍のTwitterまで参戦して、熱い ”舌戦バトル“ が繰り広げられたとか、映画も面白かったけれど、こちらの記事も面白かった。
また、敵のウラン濃縮プラントを攻撃する際の映像は、映画「スターウォーズ エピソード4 新たなる希望」でのラスト近くで、ルーク・スカイウォーカの搭乗機も含む、X-wing戦闘機が、帝国軍のタイ・ファイターの攻撃をかわしながら、デス・スター破壊に挑むミッションのシーンを思い出させた。
さらに、映画の予告編によると、新作、映画「ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング パート・ワン(Mission Impossible – Dead Reckoning Part One)」も、公開まじかのようだ。パート1とあるのだから、きっと、パート2もあるのだろうな、と期待は膨らむ。
というわけで、映画「トップガン マーヴェリック」、若手俳優には負けない圧倒的な存在感で、トム・クルーズが大スターぶりを見せてくれると言ってもいい映画であると感じる。もちろん、トム・クルーズ以外の出演者も映画を盛り上げてくれている、彼らとトム・クルーズのコラボが成功しているのではなかろうか。
以前に比らべるならば、多少老けた感は否めないのは仕方がないが、トム・クルーズ、がんばっているなあ、そして、やっぱり凄い! と思った次第。ぜひ、おススメの映画です。
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