お題「#おうち時間」
リンゴの美味しい食べ方から始めましょう。
1.リンゴはそのまま、丸ごとかじるのがいい。
リンゴの美味しさをダイレクトに感じ、かつ、味わうことができる。
2.焼きリンゴ、という食べ方もある。
リンゴ丸ごとには変わりないが、芯をくりぬき、くりぬいた中に、レーズン、
蜂蜜、バター、シナモン‥‥etc.をいれて、オーブンで20分ほど焼く。リンゴは
柔ら かくなり、くりぬいた中に詰めたバターや蜂蜜がリンゴに溶け込め、
リンゴの甘みと酸味が混ざり合って、とっても美味しくなる。
3.リンゴをいちょう切りにカットして、バターと蜂蜜でソテーする。
それに、シナモ ンパウダーを混ぜたものを、カリっと焼いたトーストに
乗せると、これもまた美味。
リンゴはしんなり、ちょうど、アップルパイに詰めるリンゴのフィリングに
近いものができて、本当に美味。
4、アップルパイ。パイ生地にたっぷりリンゴを包んで焼き上げる。アメリカの
代表的なお菓子。
☆そういえば、ジョニー・アップルシードという人がいて、アメリカの西部開拓時代の人で、アメリカ中にリンゴの木を植えていった、と言われている実在の人だ。
ずいぶん昔、高校の英語の教科書に、ジョニー・アップルシードの話が載っていた。今でも乗っているのかしら?
☆そして、リンゴといえばもちろんエデンの園で蛇に誘惑されたイブが神様の言いつけに背いて、かじってしまった果物。旧約聖書のエピソードの一つ。このイブのリンゴのひとかじりのせいで、アダムとイブはエデンの園を追い出され、人間の苦難に満ちた歴史が始まるわけで、聖書の中ではリンゴは誘惑を誘ったどちらかというと”悪”のイメージ。
☆そんな悪いリンゴのイメージは童話白雪姫の中で毒リンゴとしても登場する。老婆に扮した悪いおきさきが、白雪姫に毒入りリンゴを与えてかじらせる。おかげで白雪姫は王子様が現れるまで深い眠りに陥ってしまう。七人の小人に守られながら、眠りにつく。
☆リンゴは英語でapple。Appleを使った語句には、変な意味の言い回しがある。
an apple polisher( リンゴを磨く人→ お世辞を言う人)
もちろんいい意味もある。
an apple of love トマト
She's appples. 万事順調
the apple of the eye とても大切なもの
面白い語句では
swallow the apple(リンゴを飲み込む→ 緊張でかたくなる)
リンゴなんて呑み込めないよ!と突っ込みたくなるような表現。
apples and oranges たがいに似ていないもの
リンゴって面白い。
☆ウィリアムテルは息子の頭に乗せたリンゴを遠くから見事射抜いた、弓の名手。
☆ハロウィンのゲーム。たらいに浮かべたリンゴを口でくわえてとる、といったゲーム、「アップルボビング」。ハロウィンとリンゴの収穫期が重なっているために、ハロウィンで子供たちが喜んでするゲーム。アガサ・クリスティーの「ハロウィン・パーティー」という本を読んでみて。このゲームが出てくるよ。
話がずいぶん脇道のそれましたが、続けます。
5.タルト・タタン、リンゴをたっぷり使ったフランスのお菓子。
リンゴをキャラメリゼして、方に敷き詰めて、パイ生地をかぶせて、
焼き上げて、ひっくり返して食べる。美味しくキャラメリゼされたリンゴを
見なが ら食べる、というのがタルト・タタンを食べるポインとでしょうか。
”タタン”というのはこのお菓子は初めて作られたホテルの名前です。
”タタンホテルのタルト”ということか。
6.リンゴジャムも忘れずに。砂糖で煮詰めたリンゴ、美味、美味!!!
以上でした。