お題「#応援しているチーム」
野球で応援したいチーム、というのは特にない、プロ野球はほとんど見ない、ニュースで結果を知るくらいかな、昔はよく見た、何故、見ていたのか、考えてみると両親が野球を見ることが好きだったから一緒に見ていたんだと思う。ちなみに、両親は巨人、ジャイアンツのファンだった、高校野球もよく見ていたな、特に、地元の応援はヒートアップしていた。巨人戦のチケットを買ってあげたことがあるので、両親は何回かスタジアムまで足を運んで実際に試合を見ている、一度などは、運悪く、雨の日の試合だった時もあった。
私は、といえば、野球ファンではないけれど一度だけ球場まで実際に行って試合を見たことがある、太陽が照りつける真夏の暑い日だった、日差しのことばかり気になっていた、スタンドから観戦するわけだから当然日差しを遮る日陰などなかったから。日焼け止めをしっかりぬって、日傘をさして、すいていたからね、長い手袋をして、腕の日焼け止め用、ペットボトルの水を持って‥‥と、暑さ対策だけは抜かりなかった、じりじりと焼かれるような暑さの中で試合を見ていた。
では、応援したいチームなんてないんだろう、というかもしれない、以前はあったんだ、昔はNBAに夢中だった、今は?残念ながらすっかり熱は冷めてしまったけれど。以前にも記事に書いたことがあるが、マイケル・ジョーダンが大好きだったので、当然ながらNBAのチーム、シカゴ・ブルズをどんな時でも応援していた。アメリカのチームだから地元愛というのとは違う、大好きなスーパースターがいたから夢中で応援したのだ。
マイケル・ジョーダンがもちろん一番だったけれど、当時のブルズはジョーダンだけではなかった、もう一人、好きなスーパースターがいた、リバウンド王、デニス・ロッドマン。マイケル・ジョーダンとは正反対のキャラで売っていた、ある意味問題児、しかし、大げさに言うと、ロッドマンにとれないリバウンドはなかった、といっても言い過ぎとは思わない、いや、いいすぎかしら、とにかくすごかったんだ、リバウンドとらせたら。ブルズの後のスリーピート(ファイナル3連覇)はジョーダンとロッドマンの活躍があったからこそ成し遂げられた、と思っている。
そして、もう一人忘れてはいけない、偉大な人、フィル・ジャクソン、ヘッド・コーチ。日本のプロ野球で言ったら巨人の川上哲治監督、巨人に9連覇を達成させた名監督に匹敵する、といってもいい。ジョーダン、ロドッマン、もちろん、ブルズの2回にわたるスリーピートに貢献した立役者達だが、その役者の能力を最大限に引き出して、躍らせたのはフィル・ジャクソンだ。
ジョーダンはブルズに入団したころは、その卓越したバスケットの才能とスキルゆえにチームの仲間とうまく調和できなくて苦しんでいた時期があった、チームメートが不協和音なのだから、当然、チームの成績も芳しくない。そんな、悩める天才を、その才能をつぶすことなくチームの中に組み込み、ブルズをNBA最強のチームに作り上げて最初のスリーピートを成し遂げた、その手腕は素晴らしい、の一言。
2度目のスリーピートの時には、暴れ馬ロッドマンをチームに入れてみごと調教、再び、今度はロッドマンの才能を最大限に引き出してチームをまたしてもNBAのトップの座へと返り咲かせた、みごと!ブルズが優勝するたびにスタンディンオべージョンで祝った、かな、どうだったか、そのくらいうれしかったということ。シカゴ・ブルズへのチーム愛ならだれにも負けなかったということだ。
応援したいチームっていうの、現在のところは残念ながら特にないのだけれど、どんなきっかけで、また何かのスポーツに夢中になるかわからない、一度、ファンになったら半端ない応援ができる,自信?はある。そんなスポーツとチームがみつかるかな、と思いながら筆を置こう。
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