以前、オードリー・ヘップバーン主演の「マイ・フェア・レディ―」のことについて書いたことがあった、この映画は公開当時から言われていたことだが、現代のピグマリオンの物語、「マイ・フェア・レディ」の現代版、ということだった、そのように言われただけあって、映画の中では、主役のジュリア・ロバーツ演じるビビアンは実際にペントハウスでオードリー・ヘップバーン主演の映画「シャレード」を観ているシーンもある、また、オードリーの映画「マイ・フェア・レディ」でのアスコット競馬場のシーンは、映画「プリティ・ウーマン」では、ポロの試合のシーンで再現されている。
久しぶりに改めてこの映画を観ると、以前感じなかったことなども改めて思ったりするものだ、それはなに?と、問われるならば、それは、ジュリア・ロバーツの美しさ、と答えよう。改めてみた映画「プリティ・ウーマン」では、ジュリア・ロバーツの美しさが光っていた、初めて着たカクテルドレスのシーンは ’プリティ‘ で美しい、ロデオ・ドライブで次から次へと衣装を買っていくシーンは楽しい、ポロの試合の時の衣装も帽子も美しい、オペラを見に行った時の赤いドレス姿も美しかった、ラストで着ていた衣装も似合っている‥‥など、ジュリア・ロバーツ、まさに “プリティ” だった、と感じる。
最後は、ラストの一歩手前の結末で終わってもよかったかもしれない、と筆者は感じたりもしたのだが、やはりアメリカ映画、ハリウッド映画ではそうはとんやがおろさなかった、ハリウッドらしい結末となる。
リチャード・ギアは王子様役が実によく合っている、「愛と青春の旅たち」でも、似たようなエンディングを演じている、映画「帰らざる河」の時にも書いたのだが、「帰らざる河」も最後は王子様登場パターンのエンディングだった、このパターンのエンディングのストーリーって、やっぱり受けるのかな、アメリカでは、何しろ「プリティ・ウーマン」の映画のラストでも歌っていたからね、“アメリカン・ドリーム” って。
ビビアンのストーリーのほかに、この映画ではアメリカの億万長者の生活ぶりも見せられる、ホテルのペントハウスに滞在し、リチャード・ギア扮する億万長者エドワード・ルイスの意向には、ホテルの支配人はじめ従業員も従順に従う、それは、ロデオ・ドライブでの高級ブティックでも同じこと、アメリカの本当のお金持ちというのはこういうことができるのか、と、感心したりする。
そして、ビビアンのアメリカン・ドリームのハッピーな気分に隠れてしまっている、アメリカの生活の格差の大きさも感じたりする。この映画ではコメディ調に描かれていて、深刻さはほとんど感じられないように描かれてはいるが、この映画から何年もたっている現在のアメリカのコロナ禍も、この富の格差も数ある原因の中の一つではないかしら、と。
「帰らざる河」、「マイ・フェア・レディ」、「愛と青春の旅立ち」と並んでこの映画「プリティ・ウーマン」もシンデレラ物語である、先にも書いたが、アメリカの映画はやはり、シンデレラ―ストーリーが好きなのだ、
ということで、この映画はマリリン・モンローの時代から繰り返される、ハリウッドのテーマであるが、現代版に置き換えたピグマリオンの話は面白い、ジュリア・ロバーツは美しい、オードリーとはまた違った美しさを見ることができる、そして、億万長者の生活もね。
有名な映画だね、是非、一度、どうぞ!
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