Kororon 映画について語るBlog

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TVドラマ  男たちの旅路

 

鶴田浩二主演 男たちの旅路 DVD全5巻セット【NHKスクエア限定商品】

 

これも古いTVドラマであると思うが、名作でもあると思う、鶴田浩二、水谷豊、桃井かおり森田健作柴俊夫そうそうたる顔ぶれの役者がそろっている、第一部、全三話では、現在は千葉県の知事で、時折テレビで答弁している、若き日の森田健作を見ることができる、昔は「俺は男だ!」などの青春ドラマで活躍していて、溌剌たるイメージがあった森田健作も、知事になってその溌剌さも色あせてしまって、昔のイメージは全くない、こんなふうに年を取らなくてもいいのにな、と思ったりする、政治家になったりしたからか。

 

かたや、水谷豊は違った道を歩み、今でも現役の役者、テレビ朝日の刑事ドラマ「相棒」で、大活躍、TVドラマ「相棒」は、20年も続いている、或る意味、スゴイ、長寿番組すぎる感、が、筆者はTVドラマ「相棒」のわりとディープなファンなので、もっともっと続いてほしいと思っているのだが。「男たちの旅路」の中の水谷豊は、もちろん、若い、生意気なガードマン役が妙にはまっている、鶴田浩二扮する、吉岡上司に食って掛かり、衝突しながら、ガードマンの職務を全うしていくストーリーは面白い、そこに、桃井かおり扮する女ガードマンが絡んできて、各回、見ごたえのある、いいドラマ。

 

相棒オリジナル・サウンドトラック

 

が、鶴田浩二扮する吉岡上司は第3部あたりから迷走してくる、あれだけ、水谷豊演じる陽平君をはじめとする、若きガードマンたちに厳しくしておきながら、自分はどうなんだ、と思う展開かもしれない、このあたりの展開で、筆者は谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」の主人公を思い出してしまった、挙句に、行方不明という展開、そりゃあ、若きガードマン陽平君も怒って当然だと思う。

 

このあたりで、「男たちの旅路」第3部は終わり、第4部へと続いていくのだが、ここで筆者にとっては大きな問題が起こってしまった、筆者はだいぶ以前にNHKで再放送された「男たちの旅路」を観ていたのだが、NHKが第4部を放送してくれない、登場している役者に起こった問題が原因か、とか、いろいろ言われるのだが、第3部で終わりにされた筆者は、第4部が見たくて仕方がなかった。当時は、ビデオ・DVDレンタルショップが全盛期の時であったので、当然ながら、レンタルショップに行ってみた、何軒が行ってみた、が、どこのレンタルショップに行っても、手に入ることはなかった、どれだけ残念だったか。

 

なので、筆者はまだ「男たちの旅路」、第4部を観ていない、名作といわれている第4部の「車輪の一歩」という回も、いまだ観ず。最近は、ネットの動画で見ることもできそうな感じ、また、第4部のDVDやBlu-ray も販売しているようだ。まだ、ネット動画の視聴も、DVDやBlu-rayの購入も試していないが、そのうち、トライしてみよう。

 

 ドラマ「男たちの旅路」はいいドラマだ、各回それぞれいい、第一部で姿を消した森田健作、こういっては何だけれど、もしかして、演技力のせいかしら、と思ってしまった、水谷豊や桃井かおりと一緒に演技していると、やっぱり、感じてしまった、まあ、健作君なりに頑張ってはいたけれど。第2部から森田健作とバトンタッチした柴俊夫もいい感じで、ドラマになじんでいった、元特攻隊という鶴田浩二演じる吉岡上司は頑固、いこじ、孤独感たっぷりで、或る意味、ピッタリの役。

 一方、桃井かおりはしばらく前までは、化粧品のコマーシャルにでていて、その美しさを思う存分視聴者に見せていたが、今は何をしているのだろうか、とんと、音沙汰ないような気がする。

 

もう一度、是非見たい名作であるし、何よりも、第4部を、ぜひぜひ観たい、と改めて思っているドラマ、ドラマそのものも、もちろん名作であるが、若き日の、ガードマン役の役者たちを見るのもまた、このドラマの楽しいところ、お勧めです。

 

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