オードリーは美しい、オードリー？ 日本のコメディアンのオードリーではないよ、オードリーはオードリーでも、アメリカの女優、オードリー・ヘップバーンのこと、オードリー・ヘップバーンは美しい！
当初はファニーフェイス（おかしな顔）と言われていたけれど、ジバンシーのファッションを次々と着こなして、映画の中で様々なファッションを見せてくれるオードリーを形容するには ”美しい“ という形容詞意外に表現する言葉はないと思う。
スリムに、華奢なボディ、身にまとうスタイリッシュな衣装、ショートでもロングでも巻き上げても素敵なヘアスタイル、オードリーがかぶれば普通の麦わら帽子でもたちまち流行の先端に変身してしまう帽子‥‥そんなオードリーの魅力はオードリー主演のどの映画を見ても十分に感じられるのだけれど、今回は、その中でもお気に入り、オードリーや彼女のファッションだけではない、映画のストリー自体もスタイリッシュ、スタイリッシュな街ニューヨークを舞台にした、スタイリッシュな宝石店がタイトルの「ティファニーで朝食を」について語りたい。
原作は、同じくアメリカの作家、トルーマン・カポーティの同じタイトル「ティファニーで朝食を」だ、小説の中でも主人公のホリー・ゴライトリーは気ままにその日暮らしをしているとらえどころのない女の子として描がかれている、オードリーの妖精のようなキラキラしたとらえどころのない魅力、ホリー・ゴライトリー役にぴったりだ。
映画では、この高級宝石店ティファニーは、お菓子のおまけについていた指輪でも、持ち主の名前を彫ってくれるという粋なお店になっている、ニューヨークの五番街のみならず、現在、世界中に、日本にもティファニーの支店はある、実際のティファニーでもこんなことしてくれるのかしら？
ティファニーはシルバーのアクセサリーを中心に販売している宝石店だけれども、宝石以外にも文房具なんかも売っている、文房具を買ってもティファニーのトレードマークのライトブルーの包装、ライトブルーの手提げ袋、
女の子はティファニーのアクセサリーならもちろん、ステイショナリーを買っても、このライトブルーの手提げ袋を持っていれば、ワクワクしてしまうと思う。映画の中のホリーも、ティファニーのショウウインドウの前に立ち心の中にワクワクを感じていたのかしら。
映画の中でオードリーはティファニーで実際に朝食を食べるわけではない、この映画を撮影したころはＮＹのティファニーにカフェななかったようだ、が、2017年にティファニーはカフェを作ったって、すごいね！行ってみたいね、ＮＹティファニーのカフェ！
この映画でもオードリーはカラフルに様々なドレスを着こなし、見ている私たちを魅了する、が、中でもお気に入りなのは、シンシン刑務所の受刑者に面会に行くときの黒いドレスと帽子、カラフルなドレスも素敵だけれど、黒が実によく似合う。以前アカデミー賞授賞式で、プレゼンテイタ―のアメリカ人女優が色とりどりの様々に鮮やかな色のドレスを着て登場していた中、フランスから招待されたカトリーヌ・ドヌーブがシンプルな真っ黒なドレスを着て登場した時がある、その時の、ドヌーブの黒いドレスの美しさと気品に打たれたことがある。
その時のアクセサリーはティファニー？ どうかしら。
最後にもう一人大切な登場人物、作家志望の青年ポール・パージャック、彼はホリーに恋するんだけれど、恋の行方はやはり映画を見てほしい。オードリーにファッションにティファニーに恋の行方に、まだまだ、盛りだくさんの「ティファニーで朝食を」、おススメです！
