Kororon 映画について語るBlog

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暗くなるまで待って   オードリー・ヘップバーン 主演

暗くなるまで待って [DVD]

 

このブログでは、オードリー・ヘップバーンといえば ”美しい”であるとか、“かわいい” という形容詞を使って彼女のすばらしさを讃えてきた、が、この映画でのヘップバーンは、もちろん、いつも通りに美しいのではあるが、きらびやかなドレスを着るというわけでもなく、美しく着かざるというわけでもない、何しろ、ヘップバーンの役どころは主婦であるのだから。日常、私たち普段見かける主婦、だが、一つだけこの主婦には特徴がある、それは何?、 実はこの主婦は目が不自由である、この映画でヘップバーンは、目の不自由な主婦を演じている。

 

この映画の見どころは、やっぱりラストか、ヘップバーン演じる主婦が、事件に巻き込まれる、この主婦は目が不自由であるけれども、立派に主婦としてやっている、そんなしっかり者の主婦が、悪い奴らと対決するのだ、恐怖に駆られながらも、知恵と勇気でもって彼らの魔の手から逃げる、普通の主婦の物語でありながらそんな手に汗握るサスペンスも味わえる映画だ。

パリの恋人 [Blu-ray]

 

オードリー・ヘップバーンというと妖精のように、爽やかに美しいというイメージであった、先にも述べたように、今まで紹介してきた映画、「ティファニーで朝食を」、「ローマの休日」しかり、「シャレード」でも、或る意味、役柄としては ”主婦“ なのだが、この時の主婦はジバンシーの衣装を着こなすオシャレでスタイリッシュな主婦だった、彼女の他の映画「パリの恋人」であるとか、「パリで一緒に」であるとか、「マイ・フェア・レディ」であるとか、「麗しのサブリナ」などなど、の華やかなオードリーを期待してはいけない。

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これらの映画に比べたら、「暗くなるまで待って」のオードリーは、率直に言って “地味” である、同じ主婦でも「シャレード」の主婦とは違う。華やかで、キュートで妖精のようなオードリーを見慣れていたので、この映画を初めて見た時には違和感があった。今までのオードリーと違う、と思って、どうも映画になじめずに観ていた、キュートではないオードリーには最後までなじめなかったのだが、ストーリーの展開がそれを補った。

少しずつ、少しずつ、オードリー扮する主婦の不安が高まっていくにつれて、観ている観客も、なんというか、ぞくぞくしてくる。

 

他に、「いつも二人で」など、オードリーの得意としたロマンチックコメディとはスタイルの違う、シリアスな作品もあるのだが、オードリー・ヘップバーンの魅力はやはり、ジバンシーの衣装に身を包んだ妖精のような美しさにあると思う、とはいえ、この映画も嫌いではなく、悪くはなく、要するに、いい映画だと思う、特に最後がね。妖精のオードリーを期待してはいけないが、演技派オードリーの一作といえるのでは。

 

おすすめは、暗いところでこの映画を観てね、DVD、Blu-rayなど、家で見るなら部屋を真っ暗にしてみるといいと思う、何故? それは、映画を観てのお楽しみ、暗い部屋で、上質のミステリーを、ぜひどうぞ!

 

オードリー・ヘップバーンシャレードティファニーで朝食を麗しのサブリナ

#パリの恋人#ハンフリー・ボガード

 

 

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