Kororon 映画について語るBlog

映画を語りつくす blog ☆ いい映画も、残念な映画も、好きな映画に、無理(?) な映画も、時に、ドラマも

いつも心に太陽を  To Sir, With Love   シドニー・ポワチエ 主演

いつも心に太陽を [DVD]前回、”カッコいい“ シドニー・ポワチエの話をしたので、本日は、引き続き再び ”カッコいい“ シドニー・ポワチエの映画を紹介しようと思う、ただ、今回、シドニー・ポワチエを ”カッコいい!“ と叫んでしまいたくなるのは、映画のラストシーンまで待たねばならない。

 

この映画は学園物だ、ある高校に赴任してきた先生役がシドニー・ポワチエで、この高校の生徒たち、ある意味、落ちこぼれの生徒たち、家庭や本人などに様々な問題を抱えている生徒たちとの交流、ふれあいを描く青春ドラマといってもいい。日本でも1970年代に森田健作であるとか、中村雅俊といった俳優が、青春ドラマ、学園ドラマに多数出演して、生徒と教師の交流を軸に展開したTVドラマがたくさんあった、そんなTVドラマのアメリカ版映画と思ってほしい。

 

ただ、映画は1968年日本公開の映画なので、観ていて学生たちのファッション、設定などなど、若干時代を感じてしまう、もしかしたら、若干ではなくて、かなり感じてしまう人もいるかもしれないが、そこは今回耐えてほしい、映像は多少古臭く感じるかもしれないが、生徒たちの悩みや出来事は決して古くないと思う。

 

物語は観ていて面白い、惹きつけられる、最後まで行ける‥‥そして、ラスト・シーンへと。

ただ、全編を通じてみていても、記憶している限り映画の途中でシドニー・ポワチエが特に ”カッコいい!“ と思えるシーンはないと思う、言い過ぎかしら、でも、ごくごく普通の学園ドラマの先生役だからね、

 

生徒役のイギリス人歌手LULUという人が映画の中で歌った曲『いつも心に太陽を』も、当時ビートルズモンキーズを抑えて年間ヒットチャート1位になったというけれど、おそらく今聞くと、やっぱり、ビートルズモンキーズの曲のほうがいいんじゃない、とか、思うかもしれない、着ている服もおそらく当時大流行したミニスカートだったと思う、が、やっぱり今見ると時代を感じる。

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高校が設定だから、最後のほうでプロム(Prom)と思われるダンスパーティーのシーンもでてくる、が、アメリカTVドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」で見たプロムのシーンを思い出してしまうと、やはり、「ビバリーヒルズ高校白書」に軍配を上げざるを得ないと思ったりする、まあ、年代が違うから仕方がないともいえる。

 

こんなことばかり書いてきたが、勘違いをしてはいけない、この映画を否定しているわけでは決してない、

この映画は面白い、いい映画です!!!

 

いつも心に太陽を」はいい映画だ、そして、なんといってもこの映画のラストシーンで決まる、やっぱりここまで見ないとだめだよ、このラストシーンを見て、シドニー・ポワチエ ”カッコいい“ ”スゴイ!“ と思ったから。

 

さて、どんなふうにカッコいいのか? もちろん、ここでいうわけにはいかない、ぜひ、ぜひ、映画を見てほしい、最後までネ!