Kororon 映画について語るBlog

映画を語りつくす blog ☆ いい映画も、残念な映画も、好きな映画に、無理(?) な映画も、時に、ドラマも

バス停留所   マリリン・モンロー  主演

バス停留所 [DVD]

 

マリリン・モンローの映画の中では「お熱いのがお好き」に続いて好きな映画になる、マリリン・モンローは相変わらずかわいいが、アクターズ・スタジオで演技のレッスンを受けた後の、ハリウッド復帰作品ということもあって、モンローは演技で見せる、そのかいあってか、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にもノミネートされた映画、モンローの念願かないつつある、というところか。

 

映画はロマンティック・コメディーで、モンロー演じる酒場の歌手シェリーとドン・マレー演じる田舎から初めて都会にでてきたカウボーイ、ボーとの恋の物語である、都会の女性と都会を知らない、田舎から出てきたばかりの男性の恋物語、ということもあって、二人の価値観のギャップがこの映画の面白さとなる。特に、ボーの世間知らずぶりというか、都会も女性も知らなさすぎ、というか、田舎の自分の牧場だけが世界だった感の、我儘ぶりとか、独りよがりぶり、人の気持さっしなさすぎ感、が、映画の最初に思いっきり描かれる。

 

なので、見ている観客としては、最初はすこしイライラした、ボーがどうしょうもなさ過ぎて、マリリン、もっと言ってやれよ、であるとか、早く逃げ出せよ、とか、変に、マリリン演じるシェリーに肩入れしたくなる。

が、そんなどうしょうもないボーが、ストーリーが進行するにつれて、少しずつ、変わっていくのがこの映画のいいところか、自分がかわっていくから、シェリーへの態度も変わってくる、態度が変わってくれば、シェリーの気持ちも変わってくる、いろいろなことが起こって、いろいろと変わっていきながら、ラストへと向かう、ラストもいい映画なのである。

 

紳士は金髪がお好き(字幕版)

 

以前紹介した「お熱いのがお好き」では、マリリン・モンローは数々の歌を披露し、その中には名曲も数あったことを語った、この映画「バス停留所」の前に出演したいくつかの映画では、たとえば、「紳士は金髪がお好き」などでは、歌ばかりでなく見事なダンスも披露し、歌って踊れるマリリン・モンローのイメージは強い。が、先にも書いたように、この映画では、モンロー、演技に “全集中” っていう感じで、この映画でのモンローの歌声が聞けるのは酒場の歌手として映画の冒頭で歌を披露するときのみとなる、まあ、後は、ずっとバスと、バス停留所が舞台となっていくので、歌もダンスも披露する機会は自然ないのだが。なので、ここはマリリン・モンローの演技に観ている側も “全集中” してみよう!

 

いい映画である、ラスト、シェリーとボーはどうなるのか? ついつい、最後まで、引き込まれるように見てしまうよ!

 

 

ショウほど素敵な商売はない [Blu-ray]

  

バス停留所 [Blu-ray]

Kororonの甘い幸せ💛スイーツblog  はこちら

https://korokororon.hatenadiary.com/