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映画 ハリー・ポッターと賢者の石  ダニエル・ラドクリフ 主演/      J・K・ローリング 原作

ハリー・ポッターと賢者の石 (字幕版)

↑ ハリー・ポッターと賢者の石

 

2001年に第一作が公開されて、2011年に最後の物語の映画が完結した、10年にわたって全8作を映画化しているのだから、登場人物たちも当然のことながら成長して、大人になっている、第一作目では主役のハリー、仲間の、ロン、ハーマイオニーを演じた役者たちは、まだ、子供、子供していて可愛かった、小説でもまだ魔法学校の一年生だったのだから、役者のほうも子供らしいのは当たり前か、そんな子供たちが闇の魔法使い、強力で、巨大で、凶悪な魔法使い、と戦う、いや、その戦いの始まり、を描いたのがこの映画だ。

 

ストーリーもさることながら、この映画の魅力は、なんといっても、今までにない魔法使いと魔法の世界を描き出したところにある、この映画では魔法使いも子供であるので、彼らは、魔法学校、イギリスだから、魔法のパブリクスルール、というところか、に入学、全寮制の学校で魔法を勉強する。魔法使いも最初から、魔法を自由自在に使えるわけではなかった、私たちが学校に通って、算数、数学、理科、社会・・・と様々な科目を勉強していくのと同じように、魔法使いの子供も、ちゃんと魔法を勉強しないと、一人前の魔法使いになれない、という発想の勝利。

 

学校だから、もちろん、校長先生や、他の先生たちもいて、先生の指示に従わなかったり、悪さをすれば、罰則がある、大きな広い講堂に生徒が全員集まって、校長先生の話を聞いたり、おそろいの制服でマントを羽織っていたり、と私たち ’人間界‘ の学校と少しも変わらない。

 

私たちの学校生活にも、夏休みや冬休みがあるように、魔法の学校にも長期休暇がある、学校対抗の野球やサッカーの試合ではなく、そこは魔法使い、魔法の箒にまたがって、空中を飛び回りながら、羽が付えて飛び回るスニッチという、’人間界‘ でいう ’ボール‘ を捕まえようと追いかける競技も登場して、生徒たちはもちろん、先生や大人たちも競技に熱中する。こんな私たちにお馴染みの生活が、私達には ’非日常‘ である魔法の世界で語られる、そこに魅力がある、魔法の世界の ’非日常‘ と 私たちの世界の ’日常‘ のギャップは、新鮮でワクワクする。

 

そこに、魅力的な様々な登場人物がいる、その一人がハグリッド、人間と巨人のハーフであり、ロン、ハーマイオニーと並んで、ハリー・ポッターの親友となる、魔法の世界に生息する生物についてめっぽう深い知識を持ち、自らも魔法生物を飼育していたりする、そんなハグリッドと彼の飼育する魔法界の生物はシリーズを通して活躍する機会は多い。以前紹介した、同じく、J・K・ローリングの「ファンタスティックビースト」の魔法の獣たちを思い出そう、ハグリッドの愛する魔法生物たちがどんなものか想像できるだろう。

 

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(字幕版)

 

そんな魔法学校で、ハリー、ロン、ハーマイオニー達が事件に巻き込まれる、そして、その事件の陰に見え隠れするのが、先にも書いた、悪の魔法使いだ、魔法の世界の魅力に加えて、ストーリーもワクワク、ハラハラ、するような魅力に満ちている、J・K・ローリングの想像力に脱帽するところ。

 

もしも、ハリー・ポッターシリーズが気に入られたのなら、こんな本もある、ということで、紹介したいと思う、それは、レイ・ブラッドベリの「ハロウィンがやってきた」だ、この本にも魔法使いが出てくる、ハリー・ポッターの世界が気にいったなら、こちらの世界もきっとあなたにはファンタスティックであるはずだ。映画では今回は、怖くて恐ろしい魔法使いではなくて、かわいらしい少年少女の魔法使い、そんな彼らの活躍するファンタスティックな魔法の世界を紹介した。

 

ハロウィーンがやってきた (ベスト版 文学のおくりもの)

 

ハリー・ポッターシリーズは児童文学なんて言われているけれども、児童文学を侮ってはいけない、特に、イギリスの児童文学は層が厚い、ここでは逐一上げることはしないが、ちょっと立ち止まって、どんなものがあったかな、と思い出してほしい。というわけで、今回は、皆さんを魔法の世界へいざないました、筆者としては、映画が先でも小説が先でもどちらでもいいので、映画も全部見て、小説も全部読んでほしい、と切に、切に思う次第。

 

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

 

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