この映画は「スタートレック」へのオマージュだ、観たことはないが、「サボテン・ブラザース」という映画もパロディしているらしい、また、「七人の侍」や「荒野の七人」のストーリー展開をも、彷彿とさせる、きりがない気がするが、少なくとも、だれが見ても、「スタートレック」を観たことのある人にとっては、「スタートレック」のパロディ、ということはすぐにピンとくる。
宇宙船エンタープライズ号に、カーク船長に、ミスター・スポックに、彼らとかかわる宇宙人に…と、「スタートレック」フリークにとっては、まだまだ、微に入り細に入りパロディされていて、たまらなく愉快な映画なのであろう、まあ、それほどのスター・トレック フリークではなくても、この映画をみて、スタートレックを思い出し、愉快になる、パロディもさることながら、この映画自体、ストーリーも面白い。
人間に姿かたちを変えている宇宙人もいい、又、ひょんな時に、本来の宇宙人の姿を見せてしまうところも笑える、いろいろな経過があって、この宇宙人たちに協力する羽目になる経緯もおかしい、この宇宙人たちには ”嘘“ というものの概念がない、という設定、これもこの映画を面白くしているポイントの一つ、コメディなのだがラストのクライマックスでもこの設定は効いている、ここら辺は、少し、シリアスになっている。
映画「スター・トレック」は何作も作られてはいるが、筆者が主に「スタートレック」を観たのは、昔、昔、子供の時見たTVシリーズの「スタートレック」で、毎回30分ほどの短いTVシリーズだった、このTVシリーズにも若き日の カーク船長も、ミスタースポックもちゃんといた、なので、1979年の映画「スタートレック」第一作目を観た時には、ストーリーそのものよりも、当然のこととはいえ、カーク船長もミスター・スポックも老けたなあ、という印象が強かった、蛇足だが、ミスター・スポック役のレナード・ニモイは「ミッションインポッシブル」の元TVドラマ、「スパイ大作戦」のレギュラーで、変装の名人を演じていた役柄の印象も強い、変装の名人、エイリアンに変装しちゃったのか、という感じ。
話を映画「ギャラクシー・クエスト」に戻そう、宇宙人を助けることになってしまった、ギャラクシー・クエストの面々だが、ラストの地球への帰還のしかたもよかった、現実とドラマのシンクロ、うまく、落とし込んだ、と思った、一つおまけもついて、最後まで笑わせる。なんでこの映画いいと思うのか、好きなのかな、と思うとき、「スタートレック」へのオマージュだけ、というよりも、この映画のストーリーそのものも面白い、宇宙人のキャラが面白い、ギャラクシー・クエストの面々も面白い、正義感前面に押し出すわけでもなく、腰が引けてしまいそうになるところも面白い‥‥ということで、面白いのだ、この映画。
なので、一度実際に映画を観て、この面白さを味わってほしい、と思うのでした。
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