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シャレード  オードリー・ヘップバーン /  ケーリー・グラント 主演  スタンリー・ドーネン監督

 

シャレード デジタル・リマスター版 [Blu-ray]シャレードってどういう意味? シャレードはフランス語で ’謎解き‘ っていう意味だ、本日の映画は再び、オードリー・ヘップパーンが登場、ヘップバーンのおしゃれなファッションを楽しめる映画、そして、彼女のファッションだけではなくて、ズバリ、タイトルの ’謎解き‘ も楽しめる。

 

始まりからテンポのいい音楽が流れてくる、この音楽も耳に残る、それもそのはず、「ピンクパンサー」のテーマ曲でおなじみのヘンリー・マンシーニ作曲だ、いい曲、以前紹介したヘップパーン主演の「ティファニーで朝食を」でも、ヘンリー・マンシーニはヘップバーンがギター片手に弾き語る “ムーン・リバー”を作曲している、”ムーン・リバー“の方はあまりにも有名で様々な歌手がとりあげて歌っている、オリジナルでオードリーが歌うバージョンとアンディ・ウィリアムスの歌うバージョンが好き。

 

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヘンリー・マンシーニ

             

 

そんなテンポのいい曲に乗って、物語のほうもテンポよく軽快にロマンチックに、そして、オシャレに展開していくサスペンス。オードリー扮するレジーナは大富豪の夫を殺害される、その夫を取り巻く謎、次から次へと怪しい男たちがレジーナの前に現れて事件は展開してゆく、派手なアクションがあるわけではない、カーチェイスや、拳銃での撃ち合いがあるわけではない、が、周到に用意された謎は最後まで映画に観客を釘付け、それほど面白い。

 

そんな怪しい男たちを演じるのは、ケーリー・グラントジェームズ・コバーンジョージ・ケネディ、そして、もちろん事件が起こるのだから警察官、刑事も出てくる、ウォルター・マッソー等、これだけで、もう、そうそうたる役者がそろっている、ケーリー・グラントヒッチコックの映画でおなじみの役者でもあるが、今回は、スタンリー・ドーネン監督のもと、オードリーと一緒に私たちを謎解きの世界へといざなってくれる。ジェームズ・コバーンジョージ・ケネディ―も渋い役者、ジバンシーの衣装を着こなすオシャレなオードリーとの対角線上にいるような演技でこの映画に渋みを加えてくれる。ウォルター・マッソージャック・レモンと共演したコメディ「おかしな二人」ではそのコメディアンぶりをいかんなく発揮するのだが、今回はやはり彼の渋さに注目かな。

 

事件とは全く関係のないシーンなのだが、面白いな、と思ったシーンがある、オードリー・ヘップバーンケーリー・グラントがある、パーティー会場でやる他愛のないゲームなのだが、両手を使わないでリンゴをあごと首と肩で挟んで、次の相手に渡していくというリレー、落っことしそうになるリンゴを二人でストップさせて、又、挟みなおして、バトンタッチしようとする、あくまで両手は使わない、緊張感ある謎解きの中にでてくるホットするワンシーン、そんな、ユーモアに満ちたシーンはほかにも出てくる、謎解きの緊張と一瞬ホット一息付ける瞬間が織りなすサスペンス、このリンゴゲームのシーンも見てほしいな。

 

リンゴを使ったゲームというとアガサ・クリスティーのミステリー小説「ハロウィーン・パーティー」にでてくる、たらいに水を入れて浮かべたリンゴを、こちらは手を使わずに口だけでとる、というゲームもある、これはハロウィーンに子供たちがよくやるゲームのようだ、”ダック・アップル“ (Duck Apple)という、’アヒルのリンゴ‘??? ’リンゴ食い競争’?  duck には、頭を水にもぐらせる、頭を水につける、などの意味もあるから、そこからきたネーミングかな、 面白いネーミング。

 

 

まあ、リンゴはともかく、この映画は謎解き中心のサスペンスだ、どんな謎が解けるのか、それは映画を見てのお楽しみだね、ぜひ、映画を見てほしい! リンゴでゲームをしながら映画を見ることはできないと思うけれど、リンゴをかじりながら、謎解きしてみるのはいかがでしょか。

 

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